アウタースプリングプローブで精度向上と長寿命化を両立

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測定値のバラツキが想定以上に大きくひたすらプローブばかり交換している。
交換コスト・交換時間がかかり、量産数が予定に達しない状況が続いていた。

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測定条件に合ったプローブを選定していないことが原因です。測定条件を変更
(抵抗値の許容範囲が厳しっくなった)したにも関わらず過去に使用していた
インナータイププローブをそのまま使用していた。
インナープローブは抵抗値を低く安定させることには不向きです。
コンタクトプローブ本体が一体型のアウタースプリング構造のプローブに変更し、
かつ測定物の材質・表面処理・形状にあった、先端形状・荷重の
プローブを選定することで解決しました。

原因


uchispring
shitayaji

対策


許容レンジが数mΩと非常に小さい精密測定を行なう場合には、よく相談をうける案件です。
sotospring

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プローブ本体が一体型のため、回路上に余分な部品がなくなり、
長時間・長期間使用しても安定した測定を維持することが可能になります。